事務所通信 平成18年12号掲載
誓 約 書 
 
 最近、自民党の復党問題が、マスコミを賑わしています。
今回「郵政造反」議員11人の提出した誓約書が読売新聞に掲載さ
れていましたので、その全文を紹介します

                  誓 約 書

このたび、復党を願い出るにあたり、党則第92条及び党規律規約
第9条1項の規定により平成17年10月28日付で、「離党勧告」
処分の対象となった行為については遺憾であり、重大な責任を認識し
ております。今後は、広く国民の理解が得られるよう真摯な取組をし
て参ります。
 次のことを、自由民主党及び有権者に対し誓約いたします。
 
 一 党則を遵守し、党員としての義務を忠実に履行するとともに、
    国民の奉仕者として党活動に尽力すること。
 
 一 阿倍晋三総理の所信表明を全面支持するとともに、国民に約束
    し国会で成立した郵政民営化を含む第44回衆議院議員総選挙の
    政権公約2005の実現に邁進し、国民の真の期待に応えるべく
    努力すること
 
 一 前項の誓約に違反した場合は政治家としての良心に基づき議員
   を辞職いたします。
 
 本誓約書が公表されても異議ありません。
 平成18年11月27日 衆院議員○○
 自由民主党総裁 阿倍晋三 殿
(一部の造反組議員は文書を若干修正している)
以上です。(アンダーライン、太字は私が入れました。)

 ちなみに「尽力」とは「ある事をなすために、力を尽くすこと。努力する
こと。ほねおり」、「努力」とは「心をこめて事にあたること。骨を折って
事の実行につとめること。つとめはげむこと」。
 言葉として解釈すると「努力すれば、議員は辞めなくても良い。」という
ことになります。一見すると大変そうな文章に見えますが、中身のない文章
だなと思いました。私の解釈は間違っているのでしょうか?


 


所 長  須 田 幸 英
事務所通信 12月号掲載
トップページへ 所長の一言トップページへ